和名:オオヒラタシデムシ
学名:Eusilpha japonica
大きさ:23 mm 内外
採集できる季節:4〜10
採集できる場所:奈良教育大学の理科棟前で採集されました。
説明:動物の死体(したい)やゴミためなどにあつまります。幼虫は夏にみられます(左の写真:草にのぼっているのはやらせっぽいですね、普通は石の下などにいますよ)。成虫で越冬します。

北海道(ほっかいどう)、本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)でみつかります。

かたちの

とくちょう

  • クロ色、ややあい色の光沢(こうたく)をもつ。
  • 頭は点刻(てんこく)をもち、後頭(こうとう)ではあらく大きな点刻をもつ。
  • 前胸背(ぜんきょうせ)には点刻がたくさんあり、まんなかあたりは平たんになっている。また、まん中には浅いミゾがあり、その中には点刻がたくさんある。
  • 上翅(じょうし)は、それぞれ4条のたてすじがあり、中心からかぞえて3本目は中程でおわる。4条目は太いけれど、♀ではそれほどではない。間室(かんしつ:すじとすじの間)には点刻がたくさんみられる。
さんこうに

した本

原色昆虫大図鑑II (甲虫編)北隆館

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